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男の価値

男の価値 短編

女×男

『裕美』女・21歳
 青年・男・18歳

興味を持った方は続きから


「んひぃっ!」

マンションの一室に若い声が響く。
住居用とは余りにも言い難い装いの室内。
黒と赤の二色で彩られ、目に入る家具は全て日常では不必要な物ばかりだ。
壁には人を磔る為の枷、乗せられたら自ら脚を閉じる事の出来ぬ椅子。
大型犬を入れるケージや木馬を象った何やら分からぬ家具まで。

そんな部屋の中央では男と女が交合っていた。
地に這った者。背後から犯す者。
異質な部屋と同様に、男が這い女が犯す異質な交合。

「ふふ、最初は指一本で泣いてたのに…今ではもうガバガバですね」

長い黒髪を切り揃えた女性は、その知的な表情からは想像し難いほどに歪んだ笑みを口元に携える。
まだ、僅かにあどけなさの残る顔からは想像も出来ないほど淫靡な微笑みを。

「あひぃ、んぅ、はぃ…んぁ、がば…がんっの…おひぃきもち…んぉ…ですぅ」

黒縁眼鏡の、本来なら女と同じく知的さを漂わす筈の表情を悦楽に歪め崩した青年は喘ぎ続けていた。
パクパクと開いて酸素を吸いこみ、替わりに涎とヨガリ声を垂らす口。
そことは間逆に位置する彼のお尻の穴には、女の腰に付けられた彼自身のモノより遥かに太く逞しいディルドが激しく出入りしている。
尻穴は窄まる事を知らないかのように開き切り、擦られ捲れ上がり、激しく脳を焦がす。

「んほぉっ、あ゛、あ゛、んひぃぃっっ」
『どびゅっ!!!』

張り詰めた声を上げた途端、ドクドクと垂れ下がった男性器から精液を溢れさせ射精した。
前立腺を体内から抉られ押し出される快感に身体の震えが止まる事は無い。

「あらあら、また男の子なのにお尻犯されて出してしまうなんて♪」

「んおぁ゛、あ、あ……あぎぃっ!」

それ以上に止まることのない女の腰。産み出される快楽。
最早、青年は身体を腕で支える事もできず床に崩れた。
だが腰から下は貫かれ掲げられたまま。
容赦の無いストロークに、

「あ゛、あ゛、あ゛ぁ…ゆ゛み゛ざまぁ、まだいぎま…あ゛ーーーっっ!!」

これまた止まる事のない射精を繰り返し続ける。
涙を流し鼻水と涎で顔を彩りながら。

「まだまだ沢山イキなさい」

優しい声で裕美は青年を諭した。
ほんの数日前、真面目で知的な顔を恥かしさで真っ赤に染めながらも精一杯の勇気を振り絞って告白してきた青年を。
よく利用する、今どき珍しい程こじんまりとした商店街の本屋。
そこで少し前からバイトし出した大学生だった。
返事を躊躇する裕美に対し、彼は言ってはならない言葉を口にしたのだ。

「こ、好みじゃなかったら、好みに近付くよう努力しますっ!」

その言葉通り、たった数日で彼は裕美の好みの男に仕立て上げられ今に至る。
最初は泣き懇願して抵抗していたのが嘘の様だ。

「ふふ、可愛いですね♪もっともっとお尻で気持ち良くなるようにしてあげます。他にも色々と」

ふと、裕美が見せた微笑みには、他の男には見せた事の無い柔らかさがあった。
今まで何度も男を家畜として飼い馴らしてきたが、所詮は家畜。
趣味と実益を兼ねた飼育でしかない。
でも、青年に対しては今まで感じた事の無い愛らしさを抱いてしまう。
これまで巡らせた蜘蛛の巣に掛かった獲物は、地味目で大人しそうな外見に騙され、彼女を自らの集中で意のままに操れると企んだ者たちばかりだった。
どんなに優しく甘い言葉で近寄ってこようが、その嫌な野生の雄特有の臭いが鼻に付き纏う。
でも、この青年からは一切それが感じられない。

優華さんがポチを可愛がるのも分る気がしますね……

自分の下で可愛らしい声を上げながら壊れていく青年を見つめると、そう感じた。
今まで一度たりとも男に対して抱かなかった感情が芽生える。


牛や豚ばかりではなく、偶には犬を飼うのも楽しい……と。
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

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